もみじ保育園はお互いを思い合える場所です

【先輩インタビュー06 坂しおりさん】
2000年入職、24年目のベテラン保育士。
もみじ保育園一筋、2度の出産・育児休暇を取得して復職しました。

今の役割・担当を教えてください。 

幼児リーダーという立場で働かせてもらっています。幼児全体をまとめらり、方向性を示したり。全体を見守りながら、気付いたことをメンバーに伝えたりしています。
リーダーという立場で仕事をさせてもらうのは、今年で2年目になりますが、メンバーが安心して仕事ができるように、コミュニケーションを多くとるように心がけています。
若い人から学ぶことはたくさんあり、よい刺激をもらっています。

もみじ保育園を選んだ理由は?

最初にもみじを選んだ動機は保育方針がどうとかではなく、場所的に通いやすいというのがきっかけでした。もともと、のびのびとした園の雰囲気と自然に恵まれた環境の良さがいいなという思いはあったんですが…。結局は入ってから保育士としてやっていくうちに、目指すところがいいなと感じて、気付けばもみじ保育園一筋。そう思える園に最初に出合えたのはラッキーだと思います。 

今のもみじの保育園の魅力とは? 

やっぱり縦割り保育がもみじの魅力として大きいですが、いい意味ですごく自由なところも魅力です。
もちろん季節のことを取り入れたり、この時期にはこういう経験が必要というのがありますが、「絶対こうしなければならない」ということがあんまりないんです。しっかりねらいを持ったうえで自分のやりたいことができる。そういう意味ですごく自由です。形が決まっていないと難しいと感じる人もいると思いますが、そこを上手く活かせる人もいると思います。私としては、ガチガチに予定が決まっているより、そのときの子どもの姿を見て、「こういうことをしたら楽しいかな」とか、考えながらやっていける方が子どもたちも楽しいと思うんです。そういう自由なところがもみじの魅力かな。

自由にできる良さはどんなところですか?

そのときにみんなが好きなこと、クラスで流行っていることをテーマにしたり、オリンピックのうような大きなイベントがあったら、それを遊びにもってきたりすることもできる。そのときどきに合わせてできるのがいいなと思っています。子どもが「これやりたい」というのを取り入れることもできるし、いろんなやり方ができます。

それでクラスが盛り上がってくると、興味のなかった子も加わり始めたり。他の保育者が、クラスみんなで一つのテーマで遊んでいて、保護者まで巻き込んで盛り上がっているのをみるといいなと思います。いいなと思ったら自分のクラスで取り入れてみてもいい。食に関することなら給食室の先生に協力してもらったり、保護者で食について得意な方がいれば相談させてもらったりしてもいいし、とにかく若い保育者たちには、積極的にいろいろやってみていいんだよと伝えていきたいです。

私はすごく絵本が好きだから、子どもにはいい絵本に出合ってほしいと思っているので、遊びの中に絵本を取り入れたりもします。物をつくるのが得意とか、化学的なことが好きとか、そういう好きなことを保育にうまく取り入れていけたら、本人も楽しいだろうし、子どもたちもそこに興味が持てる。好きなことを生かせる保育というのがいいと思います。

子どもたちにとっては好きなことを見つける時期でもあります。私たちが目指すのは、子どもたちが興味をもって、「これしたいな」「またやりたいな」と思える環境をつくること。そうやって子どもが面白いと思うことや、やってみたいと思うことがたくさん見つかるよう、遊びを提供していくことが大事かなと思っています。

「子どもたちにとっては好きなことを見つける時期。たくさん見つかるよう、遊びを提供していくことが大事かな。」

お仕事の魅力、保育士としてのやりがいとは?

気づけば勤務が20年を超していましたが、同じところでずっと働いていても常に出会いがあることです。子どもたちとも保護者の方とも。いろんな人と出会う中で、いろんなことを学ばせてもらっています。

子どもってやっぱり面白いし、そういう面白くて、ぐんぐん成長する時期に関われるのが保育士のいいところ。常に新しい発見があって、ずっと飽きないです。

卒園した子たちが会いに来てくれたり、成長して実習生や職場体験として来てくれたりすると、立派になったんやなあとうれしくなります。長く続けてきて良かったなと。卒園児が保育士を目指すていうのを聞くのもすごくうれしい。

あと私自身、子どもを預けて働く保護者でもあるので、実体験から思うのは働けるってすごくありがたいということ。保育士さんがいるからこそ働ける。やりがいを感じながら働くことが自分にとってのリフレッシュにもなる。保護者の中には同じように感じている方も多いと思います。だから、自分が働く人の支えになれているかなと思うと、そういった面でもすごくやりがいを感じます。

印象に残っているエピソードは?

ケンカしていて、一人の子がすごく恐い顔して怒ってたんです。すると相手の子が、「○○ちゃん、笑ってよー」て、すごい満面の笑みでその子に言ったんです。そしたら怒ってた子の顔が緩んで。私たちが入る前に、子どもたち同士で自然と仲直りしてたんですよね。普通、怒ってる子に対して、満面の笑みで、そんなこと言えるかなって思いますよね。大人ならできない。そんなやり方があるんやなって気付かされました。

異年齢クラスで印象に残っていることは?

すごくマイペースな子がいて。当時は同じテーブルの子が全員そろってからおやつを食べるようにしていたんですが、その子がなかなか来ないからいつもすごく時間がかかってた。そしたら同じグループの年上の子が、「○○ちゃん、手洗いにいこ」と早めに声をかけて一緒に手を洗って、一緒に席について。「早くしいや」とか怒ったり、注意したりじゃなく、上手に誘ってスムーズにみんなで一緒に食べられるようにしてくれているのを見て、やっぱり子ども同士ってすごいなと思いました。子ども同士だからできることがいっぱいあるんですよね。私たちが「こうしてあげてね」と言わなくても、子どもが子どもを自然と受け入れてくれているんだなと驚かされます。

働く場としてのもみじ保育園はどうですか?

もみじにしてもどこの保育園にしても、完璧というのはなかなかないと思うんです。常に課題はある。でもその課題にみんなで向かっていけるということが、働く場としてすごく大事だと思うんです。

 

過去には向かう方向がバラバラだった時期もありましたが、今は外部講師の楽ようこさんの助けもあって、若い人たちが中心になり、同じ方向を目指している気がするので、いい雰囲気だと思います。そういう時期はすごく楽しい。以前にもそんな時期があったので。そのときは大変だったけど、でもやっぱり楽しかった。

 

若い人がいて、ベテランがいて、子育て中の人がいて――いろんな人がいて、いろんな働き方がある。誰かに何かあったときにはみんなが協力する。子育て中の人に限らず、みんなそれぞれにいろんな事情があります。私も子どものことで何かあったとき、皆さんに協力してもらっていたから仕事を続けられました。私も他の人に何かあったときは力になりたいし、もみじ保育園はそうやってお互いを思い合えるところです。

「もみじ保育園は、お互いを思いあえる職場」

産休や育休の職員さんも心強いですね。

実は産休や育休は、私が初めてとらせてもらったんです。昔は結婚してやめる人が多くて。私も当初は一旦退職して、出産後何年かしてから戻ろうかと考えていたんですけど、産休をとらせてもらえることになって。

時短勤務だったり、担任をもたなくてもできることがあったり、働き方についてもいろいろ考えていただきました。そうやって結婚後も続けられるような職場であってほしいし、そういう人が増えてくれたらうれしいです。みんなにとって働きやすい職場になっていければと思います。

お仕事とプライベートのバランスは?

私の場合、仕事とプライベートはつながっていることが多いですね。先日もお世話になっている楽ようこさんが主催するイベントがあって、家族で出かけました。仕事で学んだことを育児で使ってみたり、子どもを通して出会った先生から保育を学ばせてもらったり。そういうところで混ざったりしながら、どちらにも活かせたらという感じです。

あとは、私にとっては通勤時間が先生でも母親でもないひとりだけの時間。自分の時間として楽しんでいます。家庭があって、職場があって、ひとりの時間があって、そのバランスが大事なのかなと思います。  

今後の目標は? 

「こんな保育をしたい」「こういうところを育てたい」など、自分の中でまだまだ課題はいっぱいあると思うので、他の職員の方と一緒に考えていきたいと思っています。また、若い人たちが安心して働ける、保育を楽しい!と感じることができるようにしていくのも自分の役割だと思っています。

気付けばこんな長く保育士をさせてもらっていますが、目指すものがある限りはまだまだやっていきたい。仕事ができることは私にとって本当にありがたいし、帰れる場所があるのもありがたい。園のために自分ができることはやっていきたいし、役に立てるように頑張りたいなと思います。 

 

どんな人と一緒に働きたいと思いますか?

面白い人がいいですね。みんなと一緒がいいとか、決められたことをするというより、もっとああしたい、こうしたいというような好奇心旺盛な人。自由にできるからこそ、いろんなことに興味がある人、私はこれが得意というのがある人が来てくれるとうれしいです。そういう人と仕事ができたら、私たちも楽しいだろうなと思います。

 

就活中の学生さんに向けてメッセージを

保育の仕事自体は大変だけど、やりがいのある仕事だと思います。
続けることで気付くことがあるし、子どものとの関わり方・見方も変わってくる。だからこそ、ちょっとでも長く続けてもらえたらなと思います。

いろんな保育園がありますが、私のように一つのところでずっとやっていたとしても学ぶことはたくさんあります。自分に合った園がどこかというのは、最初は分からない。私もここが自分にぴったり合っていると最初は全く思っていませんでした。でも、働いているうちに自分がどういう保育をしたいのかが見えてくると思います。
必死にやってきた中で、私はもみじ保育園の考え方がいいと思って、だからもみじ保育園で働いてきましたし、これからも働き続けたいと思っています。そういう園と出会えたのはすごくラッキーなこと。
皆さんも、ここの保育が好きと思える場所で、保育士を続けられたらいいなと思います。だから、とりあえず何年かはやってみるのがおすすめかな。やってみてわかることがいっぱいあります。

 

「これからも働き続けたい。そういうもみじ保育園と出会えたのはすごくラッキーなこと。」

担当・職歴、様々な立場の保育士のリアルな声を紹介しています

保護者の方へ-私たちの保育

・私たちの思い
・[一人ひとりを大切に]の保育実践例
・大切にしている9つのこと
・保育体制の考え方
・表現を豊かにする時間
・自然あふれる周辺環境
・もみじ保育園の保育事業について
・もみじ保育園の設備と暮らし
・保護者の方とのコミュニケーション
・行事について
・費用について

>表現あそび

私たちが運営しています

・代表メッセージ
・こんな地域活動をしています
・もみじ保育園のここが魅力
・もみじ保育園基本情報

>もみじ保育園がここに至るまで
(園長代理 林祐三子インタビュー)