ここには子どもたちが自然と成長できる環境が整っています。
【先輩インタビュー06 森永みほさん】
園田学園女子大学短期大学卒業、2017年入職、8年目。
2020年7月より初めての出産・育児休暇を取得して主任として復帰しました。
(このインタビューは2022年に実施したものです)
現在の担当や具体的な役割を教えてください
育児休暇から復職し主任をしています。
具体的なところでいいますと、シフト作成や園だよりの作成などもありますが、普段は、クラス間の動きの調整や連絡事項の伝達など、園内をウロウロしています(笑)。
職員のお休みのフォローなどで、保育に入ることもあります。
もみじ保育園を選んだ理由は?
一番は園の規模です。大きすぎず、小さすぎず。担任しているクラスだけでなく、全ての子たちと関わりがもてるのがいいなと思いました。実際、クラスに関係なく園全体の子どもの顔が覚えられて、子どもたちからもよく声をかけてもらっていました。
あとはやっぱり、園の家庭的な雰囲気がいいなと思ったのが決め手でしたね。雰囲気がすごく柔らかくて。
「家庭的な雰囲気」というと?
保育士というと、エプロンやジャージのイメージがあったんですね。でも、もみじでは子どもが家にいるように自然体で、安心して過ごせるようにと、保育士はエプロンはつけず、なるべく普段着なんです。子どもが自然に過ごせるような雰囲気づくり、環境づくりを大事にされていると知ったことも、もみじに入りたいと思うきっかけになりました。
あと、もみじでは自分自身を「先生」と呼ばず、「私」と呼ぶんです。先生方は子どもたちにも「私はね」と話されていて。上下の関係じゃなくて、横のつながりを大事にしていると伺って、その関係性がいいなと感じました。子どもに対して一人の人として接するというか、先生ていう“上から目線じゃない関わり方”ができるんだろうなと思ったんです。職員同士も「○○先生」じゃなくて「○○さん」。だから、子どもや職員同士の距離感が近く感じるのかな。そういうフラットな関係性ももみじに入りたいと思った理由の一つです。
実際に働いてみて感じたもみじ保育園の魅力は?
乳児は育児担当制、幼児は異年齢保育をしているのが園の魅力かなと思います。実習は年齢で分かれている園だけだったんですけど、見学で異年齢保育を知って。
実際に異年齢保育の幼児クラス(3歳・4歳・5歳)をもたせてもらうと、3歳児、4歳児は5歳児の姿を見て成長できる部分があったり、反対に5歳児、4歳児が下の子を看てくれたり。もみじでは子どもたちが自然と成長できる環境が整っているんだなと実感しました。
「こっちが本音で向き合った分、子どもはちゃんと返してくれる」
幼児クラスで印象に残っていることは?
4歳児の担任をしていて、その翌年持ち上がりで5歳児の担任をしたときのことなんですが、4歳児から5歳児への成長の大きさに驚きました。4歳児は5歳児への憧れがすごく強いみたいで、5歳児に上がったときの頑張りがとにかくすごかったんです。
5歳児が小学校に向けて鉛筆の練習をしたり、発表会・運動会に向けて頑張っている姿を4歳児のときに間近で見ていたからこそ、「自分たちもこんな5歳児になりたい」ってずっと思っていたんだろうなと感じた瞬間でした。年上の子の姿を見て、下の子は自然と育ってくれている――幼児クラスでは特にそんな感動が多いです。
保育士の魅力とは?
子どもたちと一緒に達成感を味わえることですかね。喜びも、楽しみも子どもたちと共有できること。運動会や発表会になどの行事に向けて、子どもたちみんなで頑張っていく姿を見られるのも楽しい。やんちゃな子たちばかりですごく大変なんですけど、やり遂げたときの達成感を味わうと、やってて良かったなと。そこがやりがいかもしれないです。日々は大変だけど、子どもたちといろんなことを共有できるのはすごく楽しいです。
新人の頃やこれまでを振り返ってみてどうですか?
大変なことがいっぱいありました(笑)。日々の小さなことですけど、集まりになかなか集まってくれないとか、片付けするよって言っても全然してくれないとか。最初のころは全然うまくいかなくて、小さいことで日々悩んでましたね。
でも、いろんな先輩に相談しました。フリーの職員の方にフォローで入っていただいて、助けてもらったりもしました。一人ではムリでしたね。
時間はかかるんですけど、子どもと真剣に向き合うことで、子ども自身が変わろうとしている様子や、子ども自身が成長しようとしているのが分かるので、それを「サポートしてあげなあかん!」「私がくよくよしてられへん!」という思いでした。
子どもたち自身も成長してくれて、5歳児が引っ張っていってくれるようになったり、3歳児の子たちがちょっとずつしっかりしてきたり。私自身も成長できて、最後はなんとかクラスとしてまとまったなという感じでした。
子どもと関わる上で大事にしていることは?
やっぱり時間をかけることですかね。こっちが本音で向き合った分、ちゃんと返してくれるので、根気強い関係づくりを大事にしています。
乳児のときは日ごろ援助や補助をしていると自然と信頼関係ってできていくんですけど、幼児になると子どもたちがそれぞれに意思をもっていて、関係づくりがなかなか難しい。わざといたずらしたり、急にすごく甘えたり、そういう一つひとつに応えていって、やっと関係性をつくれるという感じです。この子が安定したなと思ったら、今度はこの子というのもよくあって、根気強く時間をかけることを大事にしていました。
大変なお話をされているときもすごく楽しそうですね。
大変なときでも、やっぱり子どもたちから元気をもらってたし、子どもたちに助けられてましたからね。私も自身も子どもっぽいというか、けっこう一緒になってはしゃいじゃうタイプだからかも。
産休中の時、復帰後の不安はありませんでしたか?
正直、ちょっと不安なところはありました。自分の家庭と両立をどうしていけばいいかとか、復帰後どんな形で続けるかとか。でも妊娠が分かったとき、「辞めたくないな」「戻ってきたいな」という思いがすごく強くて。園の方でもすごく考えてくださいました。産休に入るまでの3カ月間は、担任ではなく全体を見る役割として、ちょこちょこフリーで動かせてもらったのもあって、そういう形で今後も全体の子どもと関わったり、職員の間をつないだりできたたらなと思いました。
育休から復帰されている職員さんもいらっしゃいますね。
そうですね、その方たちを見ているので心強かったです。今後の働き方については、園の方でも「一緒に考えていこう」と寄り添ってくださるので、本当に心強いですね。
「やる気のある子が多くて、すごく雰囲気のいい職場です」
職場環境としてはどうですか?
近年、特に若い子が増えたんですけど、みんなすごくやる気のある子が多くて、すごく雰囲気もいいので、人間関係の面でもいい職場だと思います。やっぱり職員同士仲がいいのが一番かなと思います。仕事の話もプライベートの話もしていて、それが働きやすい環境につながっているのかなと思います。
森永さんはすごく話しやすくて、悩み相談なども多そうですね。
相談を受けることも多いですけど、逆に私も相談させてもらうことがいっぱいあるんです。私は特にそうかも。何かあると、いろんな人の意見を聞いてみようって思うタイプなので、「これどう思う?」て、いろんな人の意見聞いて、「じゃあやっぱりこうしていくのがいいよね」っていう感じでやっていくタイプです。みんなも相談してくれるし、私も相談するしと、そこも対等な関係です。
「みんなも相談してくれるし、主任の私も相談するし。そこも対等な関係です。」
最後にもみじ保育園にとって必要な人材とは?
客観的に自分のクラスを見る力があるというか、クラスのことを全体として見られる方がいいのかなと思います。クラスの課題というか、変えていかないといけない点に気付ける力をもった方。なおかつ、それを相談できるというか、発信できる方。困ったときにどんどん発信して問題解決に向かえる、課題を見つけて積極的に考えられる方がいいかなと思います。
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